みんな知らないタンポンの真実

生理中でも海やプール、温泉に入れる便利なタンポン。でも実は危険なものだって知らない人が多いです。そんなみんな知らないタンポンの真実について書いています。

生理中に海やプールや温泉に入れる!そんな便利なタンポンが実は危険だって?

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タンポンを使ったことがあるという人どれくらいいるでしょうか?

日本では使っている人が少ないそうなんですが、欧米ではナプキン派とタンポン派が半々だそうです。

やっぱ膣に直接入れるのが怖い、という女性が多いのかなと思います。

 

そんなタンポンですが使い慣れると、とても便利なんですよね。

生理中でも海やプールに入れたり、温泉にだってつかることができます。

 

せっかく温泉旅行の計画をたてていたのに、当日、生理になった、なんて本当にしけますよね。

そんなときでも、タンポンを膣の中に入れれば、出血が多い日だって血を止めることができるます。

 

ただ、温泉に入るとき、タンポンの紐がでているのが気になるという人もいるでしょう。

これはタンポンを抜くときに使用するので、絶対に切ったり中に入れて隠したりしないようにしてください。

ちょっと恥ずかしいですけど、これはしょうがないです。

 

タンポンが痛い、漏れる

タンポンは経血を吸収する繊維状の吸収体と、吸収体を膣の正しい場所に移動させるアプリケーターというものでできています。

アプリケーターを膣の正しい位置まで入れて、吸収体を押し出すように膣の奥に入れていきます。

 

膣の奥は神経がない場所なので、普通なら痛みがおこならないのですが、奥に押し込む時点で痛むことがあります。

タンポンを抜くときも、膣に痛みを感じる人もいます。

 

膣の形はそれぞれ違うので、タンポンを入れたときあまりにも痛みあれば、無理して入れないようにしてください。

また、タンポンを入れたのに経血が漏れる場合は、タンポンが正しい位置に入っていないかもしれません。

装着時に、しっかり奥まで入れるようにしましょう。

 

タンポンが危険?!

生理中でも海やプール、温泉などにも入れるようになる便利なタンポン。

実はこのタンポン、体に害をおよぼす危険性があるってご存知でしたでしょうか?

 

それは、トキシックショック症候群(TSS)という、細菌感染症を引き起こす可能性があるのです。

これは、タンポンの吸収体である繊維に「黄色ブドウ球菌」という細菌が発生することで起こります。

 

急激に高熱が発生して救急車に運ばれてしまう人もいます。

海外の例では、このトキシックショック症候群(TSS)によって、片足を切断することになってしまった女性もいます。

 「タンポン 足切断」と検索してみれば、その詳しいことを調べることができるでしょう。

 

これは、タンポン挿入時に清潔な手で入れなかったか、長時間タンポンを膣に入れっぱなしにしていたか、2つの原因が考えられます。

 

このトキシックショック症候群(TSS)が発生するリスクは、そこまで多くはないですが、そういった事例もあるということを頭に入れておいてください。

もし、タンポン装着時に、気分が悪くなったりした場合、すぐに病院に行くことをおすすめします。

 

タンポンよりも安全な月経カップがおすすめ

タンポンは昔から利用されているので、今更と思う人もいるでしょうが、上記のような健康リスクがない月経カップというものをご存知でしょうか。

これはにわかに話題になっているもので、第3の生理用品なんて呼ばれています。

 

欧米ではかなり普及していて、日本でもちょっとずつ認知されていますね。

この月経カップは、膣の中に入れるというところはタンポンと同じなのですが、タンポンのような繊維状の吸収体がありません。

 

ただ、経血を受けるカップのような形になっていて、膣にぴったりフィットするように医療用のシリコンが使われています。

タンポンと違って、100%シリコンでできているので、細菌が発生することがありません。

 

また、タンポンのように膣の奥に差し込むものではなく、膣の手前側に装着するものなので、痛みがないです。

慣れてくれば、着けていることを忘れるぐらい感触がいいので、タンポンは痛くて、という人にもおすすめですね。

 

タンポンが痛い、病気が怖いという人は、月経カップを試してみてはいかがでしょうか。

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